私たちの町の誇りである、樹齢500年の『荘川桜』を紹介します。
この荘川桜は元々この場所にあったのではありません。
昭和35年、電源開発株式会社による「御母衣(みぼろ)ダム」建設により、荘川村(現荘川町)中野地区が水没することに伴い、同地区光輪寺と照蓮寺の境内にあった老桜も同じ運命になるはずでした。しかし、電源開発(株)初代総裁高碕達之助氏は、この桜を水没から何とか救いたいと考えました。移植など不可能だという声の中、高碕氏の想いを受け止めた多くの専門家や職人たちの力で世紀の大移植が行われ、この2本の桜は奇跡的に蘇りました。
そして、今日まで「自然の大切さ」・「物への愛情」 ・「 命の尊さ」を、改めて教えてくれる私たちの大切な宝なのです。
「荘川桜」移植事業概略動画 (MP4 7分10秒)で紹介します。「荘川桜」移植事業概略(Pdf 50.6MB)はこちらから
荘川桜は、例年4月下旬から5月初旬GWにかけて咲き誇ります。
満開前後の3日間、日没から午後9時まで荘川桜のライトアップがされます。